2006-12-29 今日の本 「図書室の海」恩田陸。 初めて読んだ恩田陸の短編集。 恩田作品ならではの表現が満載で、面白かった。が、どうだろう。短編ならではの凝縮感や、テンポのよさというものは、正直最高レベルの短編小説と比べると劣るか。 この作品を読む限りでは、恩田陸は長編小説家だな。 でもアベレージ以上ではある。星3つ。