今日の本

「死神の精度」伊坂幸太郎


また出た、伊坂作品。でも面白いんだからしょうがない。本作品は短編集の形態でありながら、それぞれの短編が微妙にリンクして一つの作品を作っている。映画化を前に文庫化されたらしい。


ばらまかれた伏線が終盤に向けて一気に収束する様は短編集でもあいかわらずの切れ味。ただ、平均値の高い作者なのであえて言わせてもらうと、中盤の数作品は若干間延びかも。。。


とはいえ、読んで損はない。星4つ。