「今日の本」の総括。

今年は、4月から神奈川に引っ越して、電車に乗る機会が激減したこともあり、また、ここ数年読書量が多かったことからの反動からか、めずらしく小説を読む回数が少なかった。年初に宣言した通り、実用書を読むことに専念したということもある。実用書に関しては、特に面白い本が無い限りは、Blogでは紹介してないから。


そんな中、今年の小説の中で、ベストワンを選ぶとしたら、やっぱり恩田陸ライオンハートだろう。
あの本は初めて読んだ恩田作品だったんだけど、まあ、なんというか衝撃的だった。
グイグイ読ませる類の小説ではないと思うが、とにかく必要最低限の説明表現が最高。興味のある方は是非読んでみてください。


ただ、その後に読んだ恩田作品は、平均値以上ではあるが、少々期待はずれ。来年はすごい作品に出会えるか。または、全く新しい、面白い作家に出会えるか。楽しみ。